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卒業生インタビュー

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卒業生インタビュー

2018.05.11

【卒業生の声:カンベさん】大手航空会社を辞めてオランダでフリーランス活動。帰国後カレッジに入校し、現在は人気ゲームアプリ開発担当に転身!

受講スクール プログラマカレッジ
受講期間 3ヶ月間
料金 無料
就職先 Vareal株式会社

 
プログラマカレッジ卒業生のカンベさんにお話しをお伺いしました!

【Q】プログラマーを目指す前のご経歴を教えていただけますか?

小さい頃は女の子とだけでなく男の子とも外で遊んでいるような活発な子どもでした。外でのスポーツや遊びを通して、性別・性格などを問わずいろいろなタイプの友達と仲良くしていた気がします。中学校ではテニス部に入って、テニス三昧の生活でした。毎日練習していたので肌の色が黒くなりすぎて、周りから怖がられるほどでした(笑) 3年生の卒業間近の時には、市の全国と個人のそれぞれの部門で優勝することができました。それまでどうしても勝てない強い相手がいたんですが、練習試合の度に相手の弱点を分析して、「ここを攻めたらいい」とか「こういったゲーム運びをした方がいい」と戦略をねっていったんです。最終的にその努力が実って勝つことができたんですが、小さい頃から継続して上達していくことが好きなんだと思います。できた時の達成感が好きで、それに上達した後には新しい世界を見ることができるので、それが楽しくてワクワクするんですよね。

その後、高校受験勉に入ったんですが、第一志望だった公立高校に落ちてしまったんです。周りからは絶対に受かると言われていて、模試の結果も合格圏内だったので安心してしまって…。最後の詰めが甘かったのが原因でした。その時に、これまでの私は周りに言われたことをただやっていただけだったんだと思ったんです。自分の足りないところや弱点は自分で見極めないといけないのに、自分では何もしないで、他人に頼っているだけだったなと、すごく後悔しました。この時の経験は、私の人生のターニングポイントになりました。それまでは周りに流されやすく、他人任せでしたが、これからは自分の意思で何をしたいかを決めて、その意思のもとに行動していこうと決めたんです。

高校受験での失敗がすごく悔しくて、高校に入ってからは、自分の行きたいと思う大学に絶対に行けるようになろうと、とにかく勉強に注力しました。この時から自分の意思が強くなったと思いますね。通学にかかる1時間半の間は単語帳をずっと読んで、休み時間も勉強をしていました。大学は、3年生の時にオープンキャンパスに行って雰囲気が良かった大学を第一志望にして受験をし、結果、合格して入学することができました。その頃は、まだ自分が何をやりたいかわかっていなかったので、まずは世の中のことをもっと知りたいと思って、社会の仕組みやビジネスを学ぶことができる商学部を選びました。

大学に入学してからはゼミがすごく楽しかったです。2年生の頃から生産管理について学ぶゼミに入ったんですが、色んな会社の見学をしに行くことができたんです。会社を訪問して、現場の生産工程や商品の流れを見て、社員の方から直接お話を聞くことができたりと、学ぶことが多かったです。卒論は、企業が学生向けに行っているビジネスアイディアコンテストに応募するというものだったんですが、その時、ビジネスプランを作るのがすごく楽しかったんです。市場をみて、社会に何が求められているのかを考えて、それをビジネスとして実現して収益を上げる為にはどうすればいいかを考えたんですが、その頃から何かを作り出すということが面白いと感じていました。

新卒の就活では、女性も活躍でき、語学力が活かせ、いろいろなことに挑戦できる環境がある会社という漠然とした軸だけを頼りに、業界・職種を問わずさまざまな会社を受けました。その中でも一番志望度の高かった日系の大手航空会社に入社を決めました。入社してからはグランドスタッフとして、得意だった英語が生かせる国際線で仕事をさせていただけることになりました。会社では外国の航空会社の業務も請け負っていたので、自社以外の業務も担当したんですが、航空会社ごとに業務の仕方や手順、使う端末などが全然違ったので、仕事をしながら常に新しいことを覚えていく必要がありました。あと、台風や故障での遅延といったイレギュラーの際の対応は本当に大変でしたね。でも、毎日学ぶことがありましたし、空港という普段会えない方々と会うことができるという環境でしたので、仕事のやりがいはすごく大きかったです。

ただ、仕事をしているうちに、何かサービスを提供するよりも、自分で生み出していく方が自分にとっては楽しいんじゃないかと思うようになっていったんです。もともと小さい頃から物作りが好きでしたし、大学の時にビジネスプランを考えるのが楽しかったりと、ゼロから何かを生みだすことが楽しいと思っていたんですよね。でも、航空会社は既にあるものを更によくしていくというのが仕事の基本ですので、自分の本当にやりたいこととは違うなと思って。

そんな時、大学時代にお世話になって、就職してからもよくお会いしていた大学の教授からオランダについてのお話を聞いたんです。教授は、オランダの労働環境やVisaといった労務関係に詳しい方で、私が元々海外に行って異文化を学びたいと思っていたことや、何かを自分で作りたいと考えていることを話したら、オランダだったらVisaが取りやすく、ビジネスもしやすいと教えてくれたんです。オランダでフリーランスとして仕事ができると聞いて、「これが自分がやりたかったことだ!」とピンときて、そこからは、もう早くやろうとすぐ行動に移り、オランダについての情報収集をしつつ、向こうに行く為の資金を貯め始めました。その時の私は、ビジネスを成功させようとは考えていなくて、まずは経験を積むこと、実際にやってみることを重視していました。なので、オランダはVisaを取る前に最大3ヶ月は住むことができるので、とりあえず行ってみて、ダメだったら帰ろうくらいに考えていました。考えるよりもまずは行動してみて、行動しながら考えるというタイプなんだと思います。なので向こうに行く時は100万円だけを持っていきました。

オランダには知り合いがいたので、向こうに行ってからはその方にお世話になりながら、自分でVisaを取ってみようと行動したら、意外と簡単に取れたんです。それで、家族や友人にVisaのことなど現地での出来事を情報発信していこうと思って、自分のブログをオープンさせました。この時も、一から作り上げていくという過程が楽しかったですね。ブログを始めてしばらくしてから、ブログを通してVisaの取得についての問い合わせをいただいたり、そこから実際にVisaを取得したい人を現地でサポートするといったことをするようになりました。ブログやサポート業務を通して現地の人たちとの交流が増えたことをきっかけに、私のことを知ってもらえるようになり、そこからの繋がりで現地の大学から、日本語学科で日本語を勉強している生徒がいるので講師をしてくれないかと依頼をいただいたんです。生徒は、日本で就職したい人や、日本が大好きで留学したこともあって、次は日本の学生だけではなくでビジネスマンとも話せるようになりたいといった要望を持っている方々で、その方たちに対して、敬語の使い方や名刺交換といったビジネスマナー、日本のビジネスについてなど、自分でカリキュラムを考えて作り、授業を行いました。試験も私が作らせていただきました。

それ以外にも、日本とオランダをつなぐイベントの情報発信をしたりと、フリーランスとしてチャンスがあれば何でもやりました。向こうに行ってから1年目の終わりまでは生活費も稼げなかったんですが、それ以降はブログで安定した収益を上げられるようになって、現地の講師、サポートといった仕事もさせていただいていたので、貯金もできるようになりました。
ただ、私がオランダに行った目的は、海外経験をして、かつ何かを自分で作るということであって、ビジネスを成功させて大きくすることではありませんでした。なので、自分の希望していたことをオランダで一通りできたので、次はどうしようと考えるようになりました。その頃、運営していたブログの裏側の仕組みにも興味を持つようになって、オランダで開催されていたRailsガールズといったイベントに参加したり、あとVisa取得をサポートさせていただいた方にRubyエンジニアの方がいて話を聞くことがあって、そこからプログラミングって世界規模で面白いことができるんだなと思ったんです。それで、次はプログラミングをもっと勉強しようと考えました。それで、プログラミングを勉強する場合、正直オランダで学ぶのはきついな、と思ったんです。やっぱり学べるなら日本語の方がいいと思いました。その時オランダに滞在して3年目になる頃で、Visaの更新時期だったんですが、最終的に、学習をメインにしていくのであれば日本がいいだろうと考えて、Visaの更新はせず帰国をしました。

帰国後に、プログラミングスクールを探したんですが、色々見る中で、インターノウスさんが一番いいと思ったんです。勉強から就職まで、総合的にサポートをしてくれますし、何よりも無料で全部できるのがすごいと思いました。3ヶ月間カリキュラムが組まれているので、しっかりと勉強できるのもいいと思いました。あと、インターノウスさんの説明会に行った際、担当の方が、研修についてや、研修後に実際に就職できる会社を包み隠さずざっくばらんに話してくれたんです。現実的な内容を等身大で話してくれたので、信頼できる会社だとも感じられました。ですので、このスクールがいいとピンときて、迷うことなく申し込みをさせていただきました。

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❷ ひたすらコードを書いてスキルアップを目指す チーム制作ではリアルな体験ができた

【Q】プログラマカレッジでの勉強はいかがでしたか?

プログラマカレッジでは、個人だと勉強できないことを勉強できたので、参加して本当に良かったと思います。まずは座学で勉強をして、2ヶ月目以降はチームでのサイト制作を行いました。
授業で勉強したJavaはやっぱり難しかったですね。コードの1つ1つが長いですし、自分で書くというのになかなか慣れることができませんでした。ですので、研修中はなるべくコードを書くようにしていました。
チームでのサイト制作の時は、毎日必死でした(笑) ログインシステムを作るのに何日もかかったり、そもそもセッションて何なんだっていうところから皆で話しあったり…。サイトは2ヶ月目と3ヶ月目にそれぞれ1つずつ作るんですが、2つ目のサイト制作の時は、前のサイトよりももっと良くしようということで、この機能はどうやったらできるんだろうと試行錯誤しながら、自分たちでどんどん新規機能を追加していきました。

チーム制作の時にトラブルがあって、納期を守るか、それとも新規機能追加を優先するかで揉めたんです。メンバーの意見が割れて、なかなか進まなかったんですが、話し合いを重ねることでうまくまとめることができ、最終的には納期も守り、新規機能も追加することができました。その当時は大変でしたが、今振り返ると、現場で起こりうる可能性があることを体験できたので、とてもいい経験だったと思います。

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❸ キャリアコンサルタントの就職サポートを受けて、自分らしく面接を受けることができるように

【Q】研修後の就職活動はいかがでしたか?

インターノウスのキャリアコンサルタントの方のサポートはすごく良かったです。私は経歴が特殊で、フリーランスでの活動期間のことはマイナスのイメージを持たれると思っていたので、面接ではそのことをデメリットにならないように話さないといけないと思っていました。キャリアコンサルタントの方にもそのように話した方がいいと言われると思っていたんです。でも、キャリアコンサルタントの方はそうではなくて、そこが私の良さだから、ありのままに伝えていいとアドバイスをしてくれて。その方が、私と会社の間でのミスマッチも起きないと。そう言ってもらえて、本当に肩の荷がおりました。

そのアドバイスがあって、面接では自分の良さを出して話せるようになったと思います。インターノウスのキャリアコンサルタントの方は、1人1人にあったサポートをしてくれるんだなと思いました。
就活は、私は1週目で行きたい会社に出会い、すぐそこに入社を決めたので本当に早かったですね。面接前にサイトを見た時に、やっている業務内容が面白いと思っていて、あと社員の様子が掲載されていたので、もともと会社のイメージがわきやすかったんですよね。その会社は本社が福岡で、一次面接は東京オフィスで、福岡本社とのビデオ面接だったんですが、自分のありのままを伝えたところ、先方から「会社の求めている人材にまさにマッチしている!」「どんどん挑戦して、提案してください」と言っていただけたんです。この環境だったら、色んなことに挑戦できると感じました。

あと、ビデオ画面の向こう側で、社員の方々が手を振ってくれたりして、すごく雰囲気がいいなとも思いました。社長も、私の履歴書を見た時から採用したいと思ってくれていたそうで、「自分で苦労したり、自分で何かをやってきた人は価値がある。会社に入ってからもどんどん活躍してくれると期待しています」と言ってくださったんです。
就活はまだ始まったばかりでしたが、本当に行きたいと思える会社でしたので、迷うことはなかったですね。

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❹ 入社後は人気ゲームアプリの機能開発を担当 日々色んなことにチャレンジできる

【Q】入社してからはどのようなことやっているんですか?

毎日、本当に色んなことをやらせていただいています。
入社1ヶ月目は、本社福岡での研修で、先輩社員にアドバイスをしていただきながら、to doリストのアプリを作りました。アプリ作成時に各ステップごとに先輩エンジニアからレビューしていただくことを通して、自社の開発スタイルも学んでいきました。研修が終わった後は東京オフィスで、人気ゲームアプリの機能開発を行っています。バックエンドの機能実装を、毎日ガッツリやっています。これまでに、キャンペーン期間中にレアキャラを出現させる機能を確率論で考えながら開発したり、アプリ利用者に送るメッセージのリソースリストを作るのに時間がかかっていたので高速化させるといったことをしてきました。
今はバックエンドメインですが、社長が幅広くやらせたいと言ってくれていて、希望があればくみ取ってくれる環境なので、ゆくゆくはフロント側の開発もやることになると思います。

あと、会社はRubyでの開発がメインなのすが、仕事以外の時間と通学の電車の中での時間を使って、RubyのSilverとGoldの資格を取得しました。仕事をする上では、サーバー、データベース、ネットワーク、セキュリティの知識と技術も必要になってきますので、入社してからの1年間はこれらの勉強をして、しっかりと網羅できるようになりたいです。
社長とは、時々飲みに行くこともあって、いい意味で社員と社長の壁がないです。社員同士の連携も取れていて、とても働きやすいと感じます。社長は大きな目標を持っていて、それを公言される方でして、社長に魅力が感じられたというのも、この会社に入社を決めたポイントでしたね。

【Q】今後の目標を教えていただけますか?

直近でいうと、言語の習得だけではなくて、次は基本情報技術者の資格を絶対に取得する予定です。あとは、会社ではAWSソリューションアーキテクトに力を入れていくとのことなので、cloud関係も勉強していきたいと考えています。今は知識と経験が足りませんので、1年間はまずエンジニアとして1人前になる為の努力をしていきます。

あとは、技術を磨くだけではなくて、体のメンテナンスも必要だと思っていて、実は今度ジムデビューをする予定です(笑) エンジニアは椅子に座って仕事をすることが多くて、体調を崩してしまう方もいるようなので、しっかりと体のメンテナンスもしていきたいと考えています。
私は、将来的にはフルスタックエンジニアではなく、スペシャリストになっていきたいと考えています。どの分野のスペシャリストになるかはまだわかりませんが、これから勉強しながら探っていって、誰にも負けないという分野を作っていきたいですね。

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❺ エンジニアにゴールはない 調べる力・学び続ける姿勢が必要

【Q】これからエンジニアを目指している方に、アドバイスをお願いします!

私はこれまで、やってみたいと思ったこと、興味があると感じられたことに対しては行動を起こしてきました。今振り返ってみると、どの経験もメリットがすごく大きかったと思います。やってみてうまくいかなかったとしても、うまくいかないということを知ること自体が学びになると思うんです。なので、興味があったらまずは行動することをお勧めします。

エンジニアになった後は、色んなことを調べるということが大事になってくると思います。働き始めて気づいたんですが、エンジニアの方々って情報通の方がすごく多いんですよね。サービスとか技術とかに敏感で、でも敏感じゃないと逆にやっていけないんだと思いました。仕事をする上では、広い視野を持って、常に学び続けることが大事だと思います。その姿勢が後々のエンジニアとしての成長に生きてくるはずです。その為にも、調べる力が本当に大事ですね。先輩から教えてもらうこともできますが、エンジニアは日々勉強で、先輩自身も学んでいますので、必ずいつも教えてもらえるとは限らないからです。ですので、情報収集力は必須で、それを身に付けることができたら、解決する力、学ぶ力は格段に上がっていくと思います。

あと、英語力はあった方がいいと思います。日本語だと調べてもヒットしないことでも、英語だと情報を得られることが多くあるからです。最新の技術は英語でアップされるので、英語ができればすぐに情報を取得していくことができますので。
今仕事をしていて、本当にエンジニアにゴールは無いと感じます。でも、その先には常に新しい世界がありますので、頑張ってください!

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