column

ITコラム

mv9415

プログラミングノウハウ

2018.03.07

jQuery【 使い方 】基本的な書き方とイベント

jQuery を使用すると、JavaScript を短いコードで記述することができます。
今回は、jQuery の基本的な書き方について、解説いたします。

なお、未経験からITエンジニアへの就職に興味がある方や未経験からプログラミングを効率よく学びたいと考えている方は、就職率98.3%で受講料無料のプログラミングスクールプログラマカレッジもおすすめです。



  

1. jQuery の基本的な書き方

 
jQuery は、基本的に次のような形で書きます。

$(セレクタ).イベント(function(){
  $(セレクタ).命令
});

セレクタ( selector )とは、HTML要素をセレクトするもので、HTML要素を特定します。
HTML要素の名前の他、id名、class名など、色々な種類を対象に指定することができます。

そして、イベントで 動作のタイミングを指定します。
 
jQuery で特徴的に現れる「 $ 」は、 「 jQuery 」を省略した形です。
「 $(document).ready() 」は「 jQuery(document).ready() 」を省略した書き方です。
どちらの書き方でもOKですが、「 $ 」を使用した形で記述するのが一般的です。

▲目次へ戻る

 

2. jQuery のイベント

 
jQuery のイベントは、主に次のようなものがあります。
 

ロード時のイベント

ready ページが表示された時のイベント
unload 他のページに遷移する時のイベント
load データの読み込みが完了した時のイベント
error データの読み込みに失敗した時のイベント

 

マウスがクリックされた時のイベント

click 左クリック時のイベント
dblclick ダブルクリック時のイベント
( clickイベントも発生 )
contextmenu マウスの右ボタンを押した時のイベント
コンテキストメニューを表示させない場合は、このイベントで「return false」や「preventDefault」を記述
mousedown マウスのボタンを押した時のイベント
mouseup マウスのボタンを離した時のイベント

 

マウスの動きに応じたイベント

mousemove マウスカーソルが動いた時のイベント
mouseover/mouseenter マウスカーソルが入った時のイベント
mouseout/mouseleave マウスカーソルが離れた時のイベント

 

フォームイベント

focus/focusin フォーカスが当たった時のイベント
blur/focusout フォーカスが外れた時のイベント
change 要素の内容が変更された時のイベント
(input(type=text)やtextareaは、フォーカスが外れたタイミングでイベント発生)
select input(type=text)やtextarea内のデータを選択した時のイベント
submit フォームが送信される時のイベント

 

キーイベント

keydown/keypress キーを押した時のイベント
keyup キーを離した時のイベント

 

画面イベント

scroll 画面がスクロールした時のイベント
resize ウィンドウのサイズが変更された時のイベント

▲目次へ戻る

 

3. クリック時のサンプル

 
早速、jQuery を使って 入力内容を表示させるサンプルを作成します。
入力欄に メッセージを入力して、表示ボタンをクリックしてみて下さい。

 

 

 
上のサンプルのソースコードは次の通りです。

<script src="https://code.jquery.com/jquery-3.3.1.min.js"></script>
<script type="text/javascript">
$(function() {
  $("#btn").click(function(){
    $("#out_dat").html($("#in_dat").val());
  });
});
</script>

<div style="background-color : #CCC; padding : 20px 20px 0px;">
    <input type="text" id="in_dat" placeholder="メッセージを入力して下さい。"> 
    <nobr><input type="button" id="btn" value="表示"></nobr>
    <div id="out_dat" style="padding : 0px 10px;"></div> 
</div>

 
因みに、上のサンプルをJavaScriptで作成すると 次のようになります。

<script type="text/javascript">
function disp() {
  document.getElementById("out_dat").innerHTML 
    = document.getElementById("in_dat").value;
}
</script>

<div style="background-color : #CCC; padding : 20px 20px 0px;">
    <input type="text" id="in_dat" placeholder="メッセージを入力して下さい。"> 
    <nobr><input type="button" value="表示" onClick="disp()"></nobr>
    <div id="out_dat" style="padding : 0px 10px;"></div> 
</div>

▲目次へ戻る

4. まとめ

jQuery の基本的な書き方について、いかがでしたでしょうか。

「Webプログラマになりたいけど、独力では限界がある」と感じている方には、「プログラマカレッジ」がおすすめです。
プログラマカレッジ」は本気でプログラマを目指す方のための、就職支援付き、受講料無料のプログラミングスクールです。

今回ご紹介した「jQuery」を含む豊富なカリキュラムで、IT初心者からWebプログラマとして就職するまで、プロが完全にサポートします。
本気でプログラマとして就職・転職したいという方は、一度のぞいてみてはいかがでしょうか。

→ 就職支援付き無料プログラミングスクール「プログラマカレッジ」

▲目次へ戻る

無料説明会

SHARE

最新記事

無料説明会に参加してみる

INTERNOUS,inc. All rights reserved.

無料オンライン説明会へ