通勤せず、家で仕事ができたら理想的だと思いせんか?コロナ禍の今、在宅ワークに注目が集まっています。パソコンとインターネット回線があればどこでもできる仕事が増え、完全在宅を前提とした求人も多く目にするようになりました。ここでは、家でできる仕事の種類やその探し方について解説します。
なお、未経験からITエンジニアへの就職に興味がある方や未経験からプログラミングを効率よく学びたいと考えている方は、就職率98.3%で受講料無料のプログラミングスクールプログラマカレッジもおすすめです。
最終更新日:2024年9月24日
目次
プライベートと仕事を両立するための働き方改革や、コロナ禍のワークスタイルとして、『会社に出勤しなくていい働き方』に注目が集まっています。
家でできる仕事の多くは、パソコンを使い、インターネット回線を介して行います。
データ入力やライター、プログラマー、アンケートモニターなど、家でできる仕事はさまざまで、その種類も増えつつあります。
働き方もアルバイトや正社員、フリーランスなど多様化しています。
アルバイトといえば、事前に決められたシフト通りに勤務先に出勤し、仕事をする形が一般的です。ですが実は、在宅ワークが可能なアルバイトも存在しています。
仕事内容としては、ライターやデータ入力、テープ起こしなどパソコンを使う仕事が多くあるほか、翻訳や電話オペレーターなどの仕事も。スキルがあればプログラマーやWebデザイナーとして働くことも可能です。
求人情報に在宅ワーク可能なアルバイトの情報が掲載されていることも多いので、気になる方は一度チェックしてみるのも良いでしょう。
在宅での仕事には、業務委託で仕事を請けるという方法もあります。言い換えれば、フリーランスとして仕事をするということです。
フリーランスというと、コネやツテ、または自身の営業力などがなければ仕事がもらえないイメージがあるかもしれませんが、近年ではクラウドソーシングサービスなどの環境が整っているため、個人でも仕事を請けることが可能です。
クラウドソーシングサイトで、自分の得意分野でどんな仕事が求められているのか、その仕事でどれくらい稼げるのか確認してみるのもおすすめです。
しっかり稼ぎたい人は、個人で起業して働くこともひとつの方法です。会社や団体に所属せず、自分のスキルをもとに仕事を請けることができるのがメリットです。自分の裁量で仕事を請けたり断ったりできるので、働きながら自分のスキルをさらに伸ばすような仕事を選ぶことも可能です。
一方で、仕事に対する全責任を負わなければならないことや、自分自身で仕事を獲得しなければならない点は、起業の大変なところです。従業員を雇うとなるとさらに責任は重くなるので、ある程度経験を積み、スキルや経営に自信が持てるようになってから実践するのが良いでしょう。
自宅にパソコンとインターネット回線があり、メールや文章作成、入力作業が可能であればリモートワークの正社員として働ける可能性があります。
リモートワークは近年注目を集めている働き方で、導入している企業が増えています。東京都産業労働局の調べによると、都内企業においては、コロナの影響で半数以上の企業がリモートワークを導入するようになったことが分かっています。今後もさらにその傾向が加速し、リモートワークが可能な仕事が増えていくのではないでしょうか。
完全リモートの正社員求人の場合には、居住地を問わないものもあり、会社が自宅から離れた場所でもチャレンジ可能です。地方に住んでいる人にとっては応募できる求人の幅が広がる、魅力的な働き方であると考えられるでしょう。
家でできる仕事には、実際にどのような仕事があるのでしょうか。ここでは、おすすめの仕事を13種類紹介します。どんな人におすすめの仕事なのかも合わせて紹介するので、自分にできそうなもの、やってみたいものを見つけるヒントにしてみてください。
◆ フリーライター
さまざまな媒体に掲載するための記事を執筆する仕事です。自身で調査・取材などをした内容を元に、パソコンを使って文章を作成します。特にWebメディア向けの記事を執筆するWebライターは未経験からでも始めやすく、クラウドソーシングサイトにもたくさんの情報が掲載されています。
取材などで外出する必要がないタイプの仕事を選べば、完全に在宅で働くことが可能。空き時間を無駄なく有効活用できます。
フリーライターはこんな人におすすめ
◆ デザイナー
デザイナーは、商品のパッケージや印刷物のレイアウトなどをデザインする仕事で、活躍する範囲は多岐にわたります。クライアントからの依頼にマッチしたデザインを、トレンドや自身のセンスを取り入れながら作り上げる仕事です。世の中全てのものにデザイナーが関わっていると言っても過言ではありません。
会社にもよりますが、クライアントとの打ち合わせや商品撮影以外は、パソコン環境さえ整っていれば、在宅で作業が可能です。
デザイナーはこんな人におすすめ
◆ イラストレーター
イラストレーターは、商品パッケージや広告などに掲載するイラストを描く仕事です。デザイナーなどに依頼され、案件に合ったテイストでイラストを描き、デザインに華を添えます。絵を描くことが好きであることはもちろん、さまざまなタッチを描き分けるなど、技術も必要です。IllustratorやPhotoshopなどのデザインツールがあるとはじめやすいです。クラウドソーシングサイトや求人情報を見て、具体的にどんな人や技術が求められているのかを確認してみるとよいでしょう。イラストツールを使うためには基本的な操作の勉強が必要なので、イラストレーターとして働きたい人は、準備としてデザインツールを使う練習をしてみことをおすすめします。
イラストレーターはこんな人におすすめ
◆ プログラマー、エンジニア
プログラミングスキルが必須になる仕事で、プログラム言語を用いて、さまざまなシステムやソフトウェアを作成します。物事を論理的に考える力や、常に最新の技術を学びつづけることが求められる仕事です。正社員として働く働き方もありますし、数年間の実績を培ったのちに独立してフリーランスとして働く方法もあります。フリーランスになれば、ご自身のペースで仕事することも可能になります。正社員として働きたいならば求人情報を、フリーランスとして働きたいならばフリーランスに特化した求人サイトやクラウドソーシングサイトをチェックしてみてください。
プログラマー、エンジニアはこんな人におすすめ
▶ 参考:
• コーダー/マークアップエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
• オープン系SE・プログラマフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
• スマホアプリエンジニアフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
◆ Webデザイナー
Webデザイナーは、主にWebサイトをデザインする仕事です。見た目の良さだけでなく、ユーザーの使いやすさも考えてデザインを作成する必要があります。デザイン技術だけでなく、企画設計やコーディングなどのスキルを持っていると応募できる求人の幅も広がります。
Webデザイナーはこんな人におすすめ
▶ 参考:Webデザイナーフリーランス案件の特徴・単価・必要スキル|プロエンジニア
◆ ネットショップ
ECサイトを使ったネットショップ開業は、実は初心者でも始めやすい在宅の仕事です。商品を仕入れて売るのも良いですし、ハンドメイド雑貨などを作るのが好きな人は、自分の作品を売ることも可能です。
Webサイトを作る知識がなくても、BASEやminneなどのECサイトやECモールを利用すると簡単に自分の商品を販売できます。すでにSNSなどで手作りの作品を公開している人には特におすすめの方法です。
一方で、ネットショップは在庫の購入や材料費などで赤字になってしまう可能性もある仕事です。最初は受注生産から販売を始めるなど、リスクの少ないショップ運営ができるように考えてみてください。
ネットショップはこんな人におすすめ
◆ ブログ、アフィリエイト
ブログやアフィリエイトは、自分自身が運営しているブログやWebサイトに広告を掲載して稼ぐ方法です。掲載した広告がクリックされる、または広告を経由して商品が売れることで報酬が発生します。
インターネット環境とパソコンがあれば誰でもすぐに始められる仕事で、すでにブログやホームページを持っている方は特に始めやすいでしょう。やりかたと工夫次第で高収入が得られる可能性がある一方で、時間をかけても1円も稼げない可能性もあるので、理解した上でチャレンジしましょう。
ブログ、アフィリエイトはこんな人におすすめ
◆ アンケートモニター
アンケートモニターは、企業などが実施するアンケートに回答して報酬を得る仕事です。誰でも簡単にできる仕事であるため、始めやすい一方で報酬が少ないという側面も。
アンケートには、商品などの現物が自宅に送られて来て回答するパターンと、ネット上だけで完結するパターンの2種類があります。いずれの場合にも、アンケートモニターを募集しているサイトに登録することでモニターとして活動できます。
アンケートモニターはこんな人におすすめ
◆ データ入力、文字起こし
データ入力とは、企業から渡されたデータを指定の場所に入力する仕事です。また、文字起こしとはインタビューなどの音声を活字に起こす仕事です。パソコンで文章が書ければ誰でも挑戦できます。
ただし、しっかり稼ぐためには量をこなす必要があり、素早く正確に入力する技術が求められます。在宅ワーク向けのアルバイト求人や、クラウドソーシングサイトで見つけやすい仕事です。
データ入力、文字起こしはこんな人におすすめ
◆ せどり
せどりとは、メルカリやヤフオクなどで格安で販売されているものを見つけ、それを買い取り、適正価格で販売する仕事です。個人が販売しているものの中には、商品に関する知識がないために驚くほど安く売られている掘り出し物が隠れている場合があります。高く売れるのはどんな商品かという知識と、それが安く売られている場所を探すという根気強さが求められます。
せどりはこんな人におすすめ
家で仕事をするためには、いくつかの注意点があります。まずは、税金や法律についてです。
家での仕事は、知識のないまま始めてしまうと、知らない間に法律に抵触する可能性があります。例えば、自分自身でネットショップを開設する場合には、「特定商取引法に基づく表記」として責任者の名前や住所、連絡先などを掲載しなければなりません。法律違反になってしまうことがないよう、仕事を始める前には関連する法律などを調べておく必要があります。消費者庁による「特定商取引法ガイド」の通信販売の項目にて詳細をチェックしてみてください。
▸参考:特定商取引法ガイド
また、一定額以上を稼いだ場合には確定申告が必要になることもあります。クラウド会計ソフトfreeeのWebサイトによると、所得金額38万円を超える場合には、確定申告の義務があるとされています(副業の場合は20万円)。給与としてお金を受け取っている場合には会社側が手続きしてくれることもあるので、税金関係でどのような手続きが必要なのか、国税庁のWebサイトなどであらかじめ確認しておきましょう。
詳しくはこちらをご覧ください
▸参考記事:確定申告の概要
また、家で仕事をしたい人を狙った在宅ワーク詐欺も存在します。典型的な手法としては、仕事に必要な研修や道具と称して高額なセミナーに参加させられたり、ツールや教材などを購入させられたりしたあと、実際にはそれに見合うだけの仕事が提供されないといった詐欺があります。仕事を始めるときには、取引する相手が信用できるのか、仕事は安全なものなのかなどを見極める必要があります。
家で仕事をすることは楽なようでいて、実はプライベートとの切り分けが難しいなど在宅ならではの苦労もあります。効率よく進める方法や、家で仕事をする際の心構えについてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
在宅での仕事は、決まった期日までに成果物を納品すれば良いという場合が多く、出勤日が明確に決まっていないことが多々あります。好きな時間に働けるといえば聞こえは良いのですが、一方でいつでも働けるため、仕事とプライベートの境目が曖昧になりがちです。
休日がないまま働き続けると、どうしても仕事の効率が落ちるため、会社などに出勤して働くときより、仕事とプライベートの境目を強く意識する必要があります。
自分の中で就業時間や休日などを設定する、仕事前には服を着替えて髪を整えるなど、仕事とプライベートの区別をつけられるような工夫をしてみましょう。
家で仕事をしていると、やりかけの家事が気になる、まだまだ布団で寝ていたい、読みかけの本の続きが読みたいなど、さまざまな誘惑があり、気が散りがちです。簡易的なものでも良いので仕切りを立てて仕事部屋を作る、PCの周辺には仕事関係のもの以外置かないなどの工夫を凝らして、集中できる環境を整えましょう。
また、適度に休憩を入れて散歩をしたり、体を軽く動かしたりするとリフレッシュでき、集中しやすくなります。ポモドーロテクニックと呼ばれる「25分作業して5分休憩する」というやり方も集中力を高めるのにおすすめです。スマホアプリなどもあるので、家で仕事を始めるときにはぜひ活用してみてください。
■ おすすめアプリ
■ おすすめ動画
在宅ワークでより多くの収入を得るためには、スキルアップして難易度の高い仕事をこなす必要があります。仕事をしながら身に付くスキルもありますが、職種によってはスクールやセミナーに参加することがおすすめです。
たとえばあなたがプログラマーとしての在宅ワークを考えていて、まだスキルを持っていないのであれば、まずは無料スクールで学んでみることがおすすめです。スキルを身につけた後、何年か企業で実務経験を積めば、在宅ワーク可能なフリーランスを目指すことができるでしょう。
プログラマカレッジは専任のアドバイザーによる就職支援も充実している、無料のプログラミングスクールです。無料相談も実施しているので、ぜひあなたのスキルアップにうまく活用してみてください。
→ 就職支援付き無料プログラミングスクール「プログラマカレッジ」
在宅で働く方法をご紹介してきましたが、興味のある仕事、自分にできそうな仕事は見つかったでしょうか?
家でできる仕事は、成果によって収入が変わるものが多いため、特定のスキルを持っていると有利になります。自分の得意分野を見つけて、それを活かせる仕事がないか探してみるとよいでしょう。
プログラマーやエンジニアを目指したいと思った方は、まずは勉強して社会経験を積むことが大切です。プログラミングスクールなどを活用して、将来的に在宅で働くことができるよう、コツコツ準備からスタートしましょう。
プログラミング知識は、身につけておいて損のない知識です。興味を持ったならぜひチャレンジしてみてくださいね。
INTERNOUS,inc. All rights reserved.