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スキルアップ

2021.08.31

Javaプログラミング能力認定試験とは?3級合格のための勉強法も紹介します

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本間 新
本間 新

フリーランスWebライター
過去に、まったくの未経験からプログラミングスクールに通い、エンジニアに転職した経験あり。エンジニア経験を活かし「IT」「転職」などのジャンルを中心に、記事を書いています。

プログラミングの確かなスキルを証明する資格のひとつ「Javaプログラミング能力認定試験」。でも、いざ受験しようと思ってはみたけど「どんな試験なのかよくわからない」と思っている人も多いのではないでしょうか?今回はJavaプログラミング能力認定試験の概要と試験目的、日程や難易度、合格率などの詳細情報を解説。サンプル問題や過去問のほか、3級試験に合格するための勉強法や参考書も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

最終更新日:2021年8月31日

目次

1. Javaプログラミング能力認定試験とは?取得するメリットって?
 1-1.【試験概要】試験日程・合格点・合格率
 1-2.【難易度】受験スキルの目安とおすすめな人
 1-3.【参考】申し込み方法は?資格の有効期限はある?
2. Javaプログラミング能力認定試験の過去問はどこにある?
3. Javaプログラミング能力認定試験3級合格のための勉強方法
 3-1. まずは3級の出題範囲を押さえよう
 3-2. 過去問つきの問題集や参考書を用意しよう
 3-3. 最短ルートで合格するための勉強方法とは?
4. Javaプログラミング能力認定試験の勉強時間はどれぐらい必要?
5. 未経験からIT業界に転職するならJavaの資格があると有利!

1. Javaプログラミング能力認定試験とは?取得するメリットって?


Javaプログラミング能力認定試験は、「サーティファイ情報処理能力認定委員会」が主催・認定している民間資格です。まずは本資格における試験の目的や、取得するメリットについて把握しておきましょう。
 
試験目的は?

Javaプログラミング能力認定試験の目的は、Javaに関する基本知識を有しながら、オブジェクト指向に基づいてアプレットやアプリケーションプログラムを作成できる能力があるかを、評価・認定すること。

認定基準は「1級」「2級」「3級」の3つに分かれており、1級が最も難易度が高いとされています。
 
この資格を取得するメリットは?

Javaプログラミング能力認定試験の資格を取得するメリットは、以下の2つです。

• 自分のスキルレベルを証明できる
• 他の資格試験の対策としても活用できる

この資格を取得することで、Javaやオブジェクト指向についての知識が一定以上あることを証明できます。特に未経験からエンジニアを目指している方は、就職活動時のアピールとして活用しても良いでしょう。

さらに本試験の「2級」と「3級」は、プログラミング言語の知識が問われる「基本情報技術者試験(午後の部)」の出題形式を意識した構成となっているため、基本情報技術者の対策としても有効です。

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1-1.【試験概要】試験日程・合格点・合格率

続いては、Javaプログラミング能力認定試験の試験概要を見ていきましょう。

以下の表に、実施日程や合格点・合格率などの主要事項は、以下のとおりです。なお、どのレベルにも受験資格の制限は設けられていないので、受験を検討している方はぜひ参考にしてください。

レベル 3級 2級 1級
試験時間 60分 90分 150分
出題数 6問 7問 2問
出題形式 筆記
(マークシート)
実技試験
(パソコン使用)
合格点の基準 60%以上の正解率
合格率 52.2%
受験料 5,200円(税込) 6,400円(税込) 7,800円(税込)
試験日程 2021年9月12日
(第55回)
2022年1月30日
(第56回)
2022年1月30日 次回未定
(2021年6月20日に終了済)
申し込み締め切り 2021年6月21日
(第55回)
2021年9月13日
(第56回)
2021年9月13日

出典:Java™プログラミング能力認定試験|株式会社サーティファイ

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1-2.【難易度】受験スキルの目安とおすすめな人


Javaプログラミング能力認定試験には3つのレベルが用意されており、それぞれ難易度が異なります。

以下の表に受験スキルの目安やどんな人におすすめかをまとめましたので、自身のスキルと照らし合わせながら、どのレベルを受験するかを検討してみてください。

レベル 難易度と対象者 受験スキルの目安 こんな人におすすめ
3級 初学者向け Javaの基本スキルを身につけた方 • Javaの基本知識を身につけた初心者の方
• オブジェクト指向の概念に関する基礎を理解している方
2級 初級Javaプログラマー向け Javaで簡単なプログラムが作れる方 • Javaで簡単なプログラミングができる方
• Javaの基礎知識や基本ルールを理解している方
1級 中級者以上向け Javaで開発・保守運用の経験がある方 • Javaの実務経験が十分にあり業務システムの保守運用も可能な方
• プログラムの仕様変更や追加、変更仕様書の作成もできる方

出典:プログラミング能力認定試験|株式会社サーティファイ

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1-3.【参考】申し込み方法は?資格の有効期限はある?

ここでは、Javaプログラミング能力認定試験の申し込み方法について、3つのステップに分けて解説します。受験結果の確認方法や有効期限の有無についても紹介しますので、ぜひご覧ください。
 
申し込み方法を確認しよう

【STEP1】試験内容を確認する

まずは受験したい資格試験の内容を確認しましょう。特に確認しておくべき項目は、以下のとおりです。

• 出題範囲
• 出題形式
• 合格基準
• 試験の日程や時間
• 試験の実施会場

「試験内容と勉強していた内容が違った」「試験日程を勘違いしていた」「自宅から遠すぎる会場を申し込んでしまった」といった失敗を防ぐためにも、事前に入念にチェックしておきましょう。
 
【STEP2】受験料を振り込む
次に、試験の申し込みや受験料の支払いを行いましょう。

試験の申し込みは、サーティファイが運営する「資格受付ONLINE」というシステムから行います。システムを初めて利用する場合は、申し込みの前にユーザー情報登録が必要です。

申し込みを進めていくと、以下の3つの支払い方法の選択が求められます。

• クレジットカード
• 銀行振込
• コンビニエンスストア

 
上記の中からご自身の都合に合った方法を選択し、支払いを済ませましょう。
 
【STEP3】受験票を受け取る

受験票の受け取り方法は、以下の2通りです。

• オンライン

試験の申し込み時に、受験票の受領方法で「オンラインで表示」を選択した場合は、受験票を自身で印字する必要があります。試験日の1週間前までに「受験票発行通知」のメールが送信されるため、そこからマイページにログインした後に、印字を行いましょう。

• 郵送

受験票の受領方法で「郵送」を選択した場合は、試験日の1週間前までに受験票が郵送されます。試験日の1週間前までに届かない場合は、申し込み時に入力した住所情報が誤っている可能性も考えられるため、念のため事務局に確認してみましょう。

出典:個人の方(公開試験案内・申込の流れ)/Java™プログラミング能力認定試験|株式会社サーティファイ

 
受験結果の確認方法は?


受験結果は、試験後1か月ほどで送信される「合否速報通知メール」から確認できます。また、合格者に対してはメールだけではなく認定証も送付されるため、そちらもあわせて確認しましょう。

なおJavaプログラミング能力認定試験の資格には、有効期限は特に設けられていないため、資格取得後は永続的にライセンスを保持することが可能です。

出典:個人の方(公開試験案内・申込の流れ)/Java™プログラミング能力認定試験|株式会社サーティファイ

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2. Javaプログラミング能力認定試験の過去問はどこにある?


Javaプログラミング能力認定試験の過去問に匹敵する「サンプル問題」は、主催元であるサーティファイの公式サイトにて公開されています。1級・2級・3級それぞれの問題と解答が用意されているため、参考書や過去問集での試験対策ができたら、総仕上げとして挑戦してみてください。

サンプル問題の使い方は、以下のとおりです。

• 1級:

「テーマプログラム」に対して「問題文」で求められる仕様の変更や追加などを行い、対応するプログラムを作成したら「解答」にて正誤を確認する

• 2級、3級:

「問題文」の指示に従って解答を進めていき、完了したら「解答」にて正誤を確認する

問題文や回答、テーマプログラムは公式サイトのPDFファイルから確認できます。試験日の前には、実際の試験さながらにPDFを印刷して、制限時間内に解答できるかを確認することをおすすめします。

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3. Javaプログラミング能力認定試験3級合格のための勉強方法


過去問やサンプル問題にトライする前に、まずは問題集や参考書を繰り返し解いて試験対策をしておきましょう。今回は、Java初心者に向けて3級試験の勉強方法を解説します。出題範囲やおすすめの問題集、最短ルートで合格するためのコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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3-1. まずは3級の出題範囲を押さえよう

各種テキストをそろえる前に、まずはJavaプログラミング能力認定試験3級の出題範囲について押さえておきましょう。主な出題範囲と内容は、以下のとおりです。

出題内容
Javaの基礎 • Javaの特徴
• Javaプログラムの作成ルールと実行手順
• オブジェクト指向の基本的概念(オブジェクト、クラス、メソッドなど)
Javaの扱うデータ • 基本のデータ型(byte、short、int など)
• 配列(基本データ型の配列、オブジェクトの配列)
演算子 • 算術演算子(+、-、*、/、%)
• 代入演算子(=、+=、-=、*=、/=、%=)
• インクリメント・デクリメント演算子(++、- -)
• 関係演算子(<、>、<=、>=)
• 等値演算子(==、!=)
• 論理演算子(&&、||、!)
• 基本データ型の型変換(キャスト)
制御文 • if、switch
• for、拡張for
• while、do
• break、continue、return
クラスとメソッド • クラスの定義
• メソッドの定義、戻り値、引数
• クラスライブラリ(Stringクラス、StringBufferクラス、Mathクラスなど)

出典:出題範囲/Java™プログラミング能力認定試験|株式会社サーティファイ

データ型や演算子などの基礎はもちろん、オブジェクト指向に関する内容も出題されるため、万全な対策を行いましょう。

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3-2. 過去問つきの問題集や参考書を用意しよう

出題範囲とその内容を把握したら、続いては問題集や参考書をそろえましょう。
 
公式テキスト

『Java™プログラミング能力認定試験 3級過去問題集』

▸ 出版社:サーティファイ
▸ 定価:1,650円(税込)

▸ 内容

試験問題のレベルを知り、答練練習を繰り返すことで、合格に近づきます
サーティファイが主催する、Javaに関する知識と、オブジェクト指向に基づくアプレットやアプリケーションプログラムの作成能力を認定する試験の3級過去問題集です。

出典:サーティファイ公式サイト

Javaプログラミング能力認定試験の主催元である、サーティファイが発行している公式の問題集です。別冊で解答や解説がついており過去問も掲載されているため、わからない箇所を克服しながら実際の試験に近い問題に挑戦できます。

過去6回分の過去問にチャレンジできますので、参考書での学習を終え、本格的な試験対策に入りたい方におすすめの一冊です。
 
おすすめの参考書

『やさしいJava 第7版』

▸ 出版社:SBクリエイティブ
▸ 定価:2,838円(税込)

▸ 内容

基礎をとことん丁寧に解説。だから、必ず習得できます。基本からオブジェクト指向まで、やさしい解説とサンプルコードで、疑問を残さずしっかり理解できる!OpenJDKに対応。

出典:Amazon

Javaの入門書において、売上累計部数No.1を誇る参考書です。Javaプログラミングの基本をわかりやすく解説している一冊であり、Javaの概要や文法のルール、クラス、オブジェクト指向などを網羅的に学習できます。

イラストや図解が入っており、初心者でも読みやすいような工夫がされている上に、豊富なサンプルプログラムも用意されています。各章の終わりには練習問題も用意されているため、自身の理解度を確認することも可能。

「Javaをイチから勉強したいけど理解できるか不安」という方におすすめです。
 
おすすめの問題集

『Java8問題集 理解を深める500問』

▸ 出版社:エスシーシー
▸ 定価:2,200円(税込)

▸ 内容

Javaの概念・プログラミングの基本・文法・構文がよくわかる!実力養成に役立つ演習問題を厳選500問収録!

出典:Amazon

こちらはJava初心者向けの演習問題集です。本資格専用の問題集ではありませんが、Javaの概念や文法など、Javaの基礎知識の理解を深められるような問題が500問と豊富に用意されているため、公式テキストを読んだ後の実力試しとしても活用できます。

書籍上で解く問題と実際にプログラミングを行う記述式の問題に挑戦できるため、「基礎をおさらいしたい」「問題を解きながら学習したい」という方におすすめです。

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3-3. 最短ルートで合格するための勉強方法とは?


試験に最短ルートで合格したいなら、以下の流れで勉強することをおすすめします。

1:初心者の場合は、まずJavaの基礎が身につく入門書を用意して理解を深める

2:試験対策用の問題集を数冊用意して実際に問題を解いてみる

3:不明点が出た場合は、参考書で調べたり学習サイトで質問して解決する

4:問題集を解き終えたら巻末の模擬試験や公式サイトのサンプル問題にトライして、時間配分を考えながら解く練習をする

Javaは、PHPやRubyなどの言語と比べてやや難易度が高いため、初心者の場合はまず入門書で基礎を学びましょう。試験ではオブジェクト指向についての知識も問われるため、そちらも欠かさずにチェックしてください。

そして、基礎をある程度理解できたら、実際に問題を解いていきます。解答を進めながら不明点が出てきたら、その都度調べてわからない所を減らしていきましょう。自分で調べても解決できない場合は、SNSや学習サイトなどで積極的に質問することをおすすめします。

問題集を解いたら、巻末に用意されている模擬試験や、先ほど紹介した公式サイトのサンプル問題に挑戦してみましょう。サンプル問題を解く際は、制限時間も意識しながら進めることが重要です。

最短ルートで合格するためのコツは「ひたすら問題を解くこと」。そのため、できるだけ早めに問題集や模擬試験に挑戦する段階へ移行しましょう。

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4. Javaプログラミング能力認定試験の勉強時間はどれぐらい必要?


主催元であるサーティファイの情報によると、Javaプログラミング能力認定試験3級に合格するために必要な勉強時間は、70時間とされています。

ただしJavaやプログラミングがまったく初心者の場合は、文法ルールやオブジェクト指向でつまずく可能性もあるため、70時間~100時間ほどの勉強時間を確保しておくと、より安心です。目標時間を達成するためには、2ヵ月程度(1日あたり1~2時間)のスケジュールを確保しておくと良いでしょう。

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5. 未経験からIT業界に転職するならJavaの資格があると有利!


今回はJavaプログラミング能力認定試験の概要や過去問、勉強方法などについて解説しましたが、いかがだったででしょうか。未経験からIT業界に転職するなら、Javaの資格を取得しておくことでスキルや意欲をアピールできるため、有利になります。

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