つい忘れがちな JavaScript のサンプルを挙げてみます。
今回は、JavaScript の 基本的な記述方法についてのサンプルを紹介します。
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HTML ファイルに JavaScript を記述する場合には、script 要素内( <script> ~ </script> )に記述します。
script タグは、HTML ファイル内の body 要素内( <body> ~ </body> )に記述します。
<body>
<script type="text/javascript">
<!--
// ここに JavaScript のソースコードを記述する
//-->
</script>
</body>
script タグの内側の「 <!– 」と「 //–> 」は、script タグに非対応のブラウザ対策です。
「 <!– 」と「 //–> 」を記述していると、ユーザーが script タグに非対応のブラウザを使用した場合に、スクリプト要素内のソースコードが テキストとして表示されるのを防ぎます。
ブラウザが JavaScript に対応していない場合は、script タグは読み込まれず、script タグ内の javaScript コードは通常「 <!– ~ //–> 」内に記述するため、何も表示されません。
このような事態を想定して、ブラウザが JavaScript に対応していない場合に 何らかのメッセージを表示させたい時は、noscript タグを使用します。
<body>
<script type="text/javascript">
<!--
// JavaScript のソースコード
//-->
</script>
<noscript>
// JavaScript に対応していない場合に表示させたい内容を記述する
</noscript>
</body>
noscript タグ内の内容は、ブラウザが JavaScript に対応している場合は表示されず、JavaScript に非対応のブラウザの場合のみ表示されます。
ソースコードの説明や注意書きなど、Webページには表示させず、ファイル上にのみ残しておきたい情報があります。
このような内容は、コメントアウトを使って記述します。
<script type="text/javascript">
<!--
//この行がコメントアウトされる
alert("Hello!"); //この行のこのエリアがコメントアウトされる
/*
スラッシュとアスタリスクで囲まれた部分
全てがコメントアウトされる
*/
//-->
</script>
「 // 」を記述すると、それ以降の 1 行がコメントアウトされます。
それより前の部分はスクリプトとして実行されるので、スクリプトの後ろにコメントを残すことができます。
複数行をコメントアウトする場合は、コメントを「 /* ~ */ 」で囲みます。
script タグ内に JavaScript の命令を記述することで、ページの読み込みと同時に実行されます。
<script type="text/javascript">
<!--
document.getElementById("msg").innerHTML = "Welcome!";
//-->
</script>
ボタンをクリックした時に実行したい場合は、次のように記述します。
<script type="text/javascript">
function disp() {
alert("Hello!");
}
</script>
<form>
<input type="button" value="実行" onClick="disp()">
</form>
実際にボタンをクリックしてみて下さい。
ボタンをクリックするというイベント( 動作 )をきっかけにスクリプトを呼び出すため、「 onClick 」というイベント処理を使用しています。
onClick イベントによって、ボタンがクリックされたら実行する という ユーザーの動きに合わせた処理が可能になります。
ユーザー定義関数を使用せず、次のように スクリプトを直接記述することもできます。
<form>
<input type="button" value="実行" onClick="alert('Hello!')">
</form>
直接記述する場合は、引用符の使い方に注意をします( 外側をダブルコーテーションで囲んだら、内側はシングルコーテーションを使用。逆も可 )。
リンクをクリックした時に実行したい場合は、次のように記述します。
<script type="text/javascript">
function disp() {
alert("Hi!");
}
</script>
<a href="javascript:disp()">実行</a>
実際にリンクをクリックしてみて下さい。
実行
ユーザー定義関数を使用せず、次のように スクリプトを直接記述することもできます。
<a href="javascript:alert('Hi!')">実行</a>
直接記述する場合は、引用符の使い方に注意をします( 外側をダブルコーテーションで囲んだら、内側はシングルコーテーションを使用。逆も可 )。
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