❶ 受付の仕事に将来性を見出せず、転職を決意。ITパスポートやMOSの資格を通してIT知識を習得することの楽しさを知り、IT業界を志すことに
【Q】プログラマカレッジ入校前はどんなお仕事をされていたのですか?
大学卒業後、美容サロンで受付として働いていました。受付や予約管理、売上管理など、接客以外の仕事のサロン運営に関わる仕事を担当。私なりにしっかり勤めていたつもりですが、入社して三ヶ月ほどたった頃、ふと「このまま受付の業務を極めていっても、自分の想い描くキャリアは積めないんじゃないか」と感じるようになったんです。
受付のようにスキルが可視化されにくい抽象的な技術よりも、職人的な技術を持った人材になりたい。自信を持って誇れる技術を身につけたいと感じ、思い切って会社を退職。新たな道を探すことを決意しました。
【Q】将来を見据えて転職を決意されたのですね。最初からIT業界へのキャリアチェンジを視野に入れていたのですか?
最初は漠然とした思いで転職活動を始めたので、そこまでIT業界へのキャリアチェンジは意識していませんでした。転職相談の場でエージェントの方に「IT業界なら手に職もつくし、コロナ禍であっても求人が安定しているよ」とおすすめしていただいたことをきっかけに、本格的に志すようになったんです。
自分がIT業界に向いているのかを知ってから転職活動をスタートさせたかったので、まずはITパスポートとMOSの資格に挑戦することから始めました。結果的に資格勉強は、IT知識を習得する上でとても有意義なものになり、気づけばProgateや書籍でプログラミングを独学するように。本格的にプログラマーへの転職を考えるようになりました。
❷ 実践的なチーム開発に惹かれ「プログラマカレッジ」に入校。仲間とのオンライン上でのやりとりを通して、円滑なコミュニケーション術を身につけることに成功
【Q】本格的にプログラミングを勉強するにあたり、「プログラマカレッジ」を選ばれた理由は何だったのでしょう
チーム開発という実践的なカリキュラムに惹かれました。プログラマーやエンジニアは、チームで協力しあって仕事をする職業だと知っていたので、実践的な環境で学習したくて。また、無料であることも高ポイントでしたね。
【Q】実際にチーム開発はいかがでしたか?
私含め4人という、比較的少ない人数でのチーム開発でしたが、同年代ばかりのメンバー構成だったので、とてもやりやすかったですね。大学の先輩後輩みたいなノリでみなさん接してくださって楽しかったです。
チーム開発で特に勉強になったのは、オンライン上でのコミュニケーションの取り方です。コロナ禍以前は口頭で面と向かって話していた内容を、文章で簡潔に伝えるにはどうしたらいいか。どこに書き込めば全員と共有しやすいかなど、相手のことを考えたコミュニケーションの取り方を考えるようになりました。
【Q】技術以外のことも多く学ぶことができたのですね
そうですね。自分のノルマだけを達成するのではなく、チームとしてどう成果物に取り組んでいけばいいのか。助け合い、コミュニケーションを取りながら進めていくにはどうすればいいのか。これからプログラマーとして働く上でとても大切なことを学ぶことができたと感じています。
開発自体は少人数だったので担当箇所も多く、大変な部分もありましたが、期限内に終えることができ、とても満足のいくチーム開発となりました。研修の中でチーム開発が一番楽しかったですね。
❸ キャリアアドバイザーとの面接対策で自信がつき、面接への苦手意識を克服。結果、2週間のスピード内定獲得に成功
【Q】関口さんにとってチーム演習が実りのあるものとなって嬉しいです。研修終了後はすぐに就職活動をスタートされたのですか?
就職活動の書類選考まで時間があったので、Java Silverの資格に挑戦しました。入校前の説明会で「未経験者の就活はJava Silverがないと厳しい」とお聞きしていたので、取得しておきたいなと思って。講師の方々が用意してくださったJava Silver受験者専用の掲示板のおかげで、モチベーション高く資格勉強に取り組めたと感じています。無事合格し、現在は入社までの期間を利用して、基本情報技術者試験に挑戦中です。
【Q】短期間の間にたくさんの資格に挑戦されていて、関口さんのモチベーションの高さには驚きです。就職活動も順調だったのではないですか?
運良くトントン拍子で素敵な企業に出会えたため、2週間もかからず就職活動を終えることができました。新卒採用の時に苦労した面接対策も、キャリアアドバイザーの池田さんのおかげで自信を持って挑むことができたと思います。
【Q】実際にどのような面接対策をされたのでしょうか
ネガティブ思考で面接が苦手だった私を、池田さんがとにかく褒めて伸ばしてくださったんです。「ハキハキ喋れているし、引け目を感じなくて大丈夫。明るい性格が伝わるよう、ありのままの自分を大切にしましょう」と励ましてくださり、とても勇気づけられましたね。
【Q】不安を感じているときに認めてくれる人の存在は大きいですよね
本当にその通りです。池田さんが私の性格や個性を認めてくださったから、自分に自信を持てるようになったんです。物おじせず就職活動ができたのは池田さんのおかげです。
【Q】ちなみに企業選びではどのようなことを大切にされていましたか?
未経験であってもキャリアアップのチャンスがあること、経験を積んでいけば上流工程に携われる企業であることなどを重要視していました。
内定先は、自分にとって一番理想に近い働き方ができる企業を選びました。「プログラマカレッジ」の卒業生も活躍しているともお聞きしているので、今から一緒に働くことを楽しみにしているんです。
【Q】これからエンジニアを目指そうと思っている方へメッセージをお願いします
プログラミング学習は、自分なりのやり方で理解できるまで復習することが大切だと思います。私の場合はノートにまとめることで理解を深める努力をしました。ただ課題をこなし、写経して問題を解いているだけでは、なかなか技術が定着しません。みなさんもぜひ、自分なりの復習法を見つけて、プログラミングスキルを高めてほしいです。
また、関連する技術の記事や書籍を読む、コードを書く、IT知識をキャッチアップするなど、プログラミングに関することに触れる時間を多く設けることも、モチベーションが上がるのでおすすめです。講師の方も「長く触れているものに人は興味が湧いてくるから、積極的にIT知識に触れるといいよ」とおっしゃっていたので間違いないと思います!