プログラマカレッジ卒業生の花上さんにお話しをお伺いしました!
❶ 突然の緊急事態宣言。急遽、生徒とのやりとりのために作ったホームページが、プログラミングの楽しさを教えてくれました
【Q】プログラマーを目指す前はどんなお仕事をされていたのですか?
保健体育科の教員として、公立中学校で 1 年間、私立高校で 5 年間働いていました。「担任として進路指導を全うし卒業生を送り出すこと」を目標に、生徒たちの成長を見届ける日々を過ごしていました。
【Q】教師として充実した日々を送っていた花上さんが転職を考えたきっかけは何だったのでしょう
昨年、念願叶って担任として卒業生を送り出すことができたのですが、そこで達成感を感じると同時に、教師としてやりきったという気持ちが芽生えたことがきっかけになります。とても満足のいく形で生徒たちを送り出すことができたため、教員としての人生に一区切りつけ、新たな道を探してみてもいいんじゃないかと考えるようになったんです。
【Q】プログラミングにはどんなきっかけで興味を抱かれたのですか?
コロナ禍で一度目の緊急事態宣言が出された時、オンライン上で生徒と課題のやりとりができるようにするため、ホームページを作成することになったんです。情報科の先生方のサポートとして、ホームページの制作に関わったことが、僕がプログラミングに興味を抱くようになったきっかけです。
ほぼ初心者だったのですが、手探りで作り始めたら結構面白くて。どんどんプログラミングの魅力にはまっていきました。主にHTMLを使ってホームページを作成したのですが、気づけば「プログラマーとして働いてみるのも楽しそう」と思うようになっていました。
【Q】コロナ禍で急遽作ることになったホームページが、プログラミングとの出会いに繋がったのですね
突然の休校で大変なことも多かったですが、プログラミングに出会い、新たな夢を見つけられたことは良かったですね。Progateなどのオンライン学習を利用してある程度勉強したのち、プログラマカレッジでの学びをスタートさせました。
【Q】数あるスクールのなかで、プログラマカレッジを選んだ理由とは何だったのでしょう
就職活動をしっかりサポートしてくれるスクールであることが、一番の決め手になりました。プログラミングって、ちょっと勉強したくらいじゃ全てを理解できる技術ではないと思うんです。働いていくなかで技術を磨き、どんどんスキルアップしていくイメージというか。だからこそ、よき就職先を紹介してくださり、しっかり就活をサポートしてくれそうなプログラマカレッジがいいなと思いました。
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❷ 教員として働きながら通える夜間コースを受講。「プログラマカレッジ」で自ら考えることの大切さを学びました
【Q】入校後は、夜間スクールに通われたとお聞きしました。教員のお仕事と両立しながらの勉強は大変ではなかったですか?
コロナの影響で少し仕事にも余裕がでてきたため、大変というよりは、「この環境を上手く利用しよう」という気持ちが大きかったです。仕事を終えた後、何となく過ごす時間ってあるじゃないですか。その時間を活用してプログラミングを学ぶことにしたんです。結果、生活にもメリハリが出たので、夜間コースを選択して良かったなと感じています。
【Q】夜間コースは自分のペースで学習することが大変だと思うのですが、花上さんはECサイト作成まで一ヶ月半ほどで学びきったとお聞きし、驚きました
入校前に、ホームページ制作やProgateなどでプログラミングを勉強していたので、最初はサクサクと学習することができたのだと思います。また、Javaに入る頃に突然難しくなることも噂に聞いて知っていたので、途中でつまずくことも想定の範疇だったため、それほど戸惑いは感じませんでしたね。むしろ簡単に習得できない技術であることにやりがいを感じていました。
【Q】先生をされていただけあって、学習への取り組み方に頼もしさを感じます。先生だった花上さんだからこそお聞きしたいのですが、プログラマカレッジ講師の対応はいかがでしたか?
「簡単に答えを教えない」というコーチングスタイルがすごくいいなと思いました。もちろん何も教えてくれないというわけでありません(笑)答えそのものではなく、答えに辿り着くまでの”考え方” を教えてくださり、自ら考える力を育ててくださった。このコーチングスタイルが素晴らしいなと感じましたね。
また、わからない箇所を講師にチャットで質問するなど、口頭ではなく文章にして質問するスタイルも良かったと思います。文章にまとめることで、自分が何をどう分かっていないかを理解できましたし、自分を俯瞰してみる癖もつきました。
また、専用の掲示板で他の方の質問を見られたことも、自分以外の視点で考えるきっかけになり良かったです。
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❸ 理解不足だったJavaの知識を、資格勉強を通して再勉強。知識も深まり、よりプログラミングに楽しさを覚えました
【Q】一ヶ月半という速さで課題を終え、ECサイト制作に入られたかと思うのですが、大変だった点などはありますか?
駆け抜けるように課題を進めてしまったせいか、ECサイト制作はかなり難航しました。何とかサイトは完成しましたが、Javaの知識がまだしっかり頭に入っていないのだなと痛感しましたね。就職前に気づけたので、結果的には良かったと思っています。
もう一度しっかりJavaを勉強し直すべく、就職活動スタートまでの時間を利用してJava Silverの資格に挑戦することに。資格勉強はしっかり時間をかけて、理解することに重きを置いて勉強を進めました。
【Q】Java Silverの資格に挑戦したことで、知識が深まりましたか?
資格取得後、再度、夜間コースの教材を見返してみたのですが、すごく理解度が高まっていて驚きました。Javaの知識をしっかり自分の中に落とし込むことができたと実感できましたね。資格勉強を通して改めてJavaの知識を深められたことは、すごく良かったですし、プログラミングの楽しさを改めて感じることができたよき経験になりました。
【Q】資格取得後も講義の教材を活用いただけてうれしいです。その後は就職活動をスタートされたとのことですが、キャリアアドバイザーの対応はいかがだったでしょうか
偶然なのですが、キャリアアドバイザーさんが僕の高校の同級生と仲が良いことが判明して(笑)最初からすごく気さくにやりとりすることができました。
前職が教員だったこともあり、いわゆる就職活動的なものは初めてだったんです。就活って大変なんだろうなとドキドキしていたら、キャリアアドバイザーさんが「そんなにかしこまらなくて大丈夫。いつも通りの花上さんでいればOKです」と言ってくださった。最初は「本当に?!」と疑心暗鬼だったのですが(笑)実際に面接を進めていくと本当にその通りで。不安でいっぱいだった気持ちを軽くしてくれたキャリアアドバイザーさんには感謝の気持ちでいっぱいです。
【Q】就職活動中も教員として働かれていたとお聞きしました。大変ではなかったですか?
正直、結構大変でしたね。帰宅後、夜19時くらいから面接することが毎夜続いた期間はかなりハードでした。夜遅い時間帯に対応してくださった企業様、キャリアアドバイザーさんのサポートがあったからこそ乗り切れたと感じています。
【Q】最終的に就職先を選んだ決め手は何だったのでしょう
プログラマーとしてのスキルだけでなく、今までの僕の経歴にもフォーカスを当ててくださった企業を就職先に選びました。もちろん他の企業様も今までの経歴を評価してくださいましたが、内定を決めた企業は、元教員であること、大学で学んだことなどを、プログラマーとしてどう活かしながら働けるかを面接の段階から親身になって考えてくださったんです。最終面接では役員の方も一緒になって考えてくださり、素直に「ここで働きたいな」と思い、就職を決意しました。
【Q】これからプログラミングを学んでみようと思っているみなさんへメッセージをお願いします
働きながら夜間コースに通うことをハードに感じられる方も多いと思いますが、勉強が楽しくなってしまえば辛さは感じません。なので、お仕事とプログラミング学習を両立させようと思っている方は、まずは楽しく勉強することを意識してみてください。やらなきゃいけないと感じながら勉強するよりも早く覚えられるので、おすすめです!みなさんも頑張ってください。
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今回の担当者は…
キャリアアドバイザー 加藤憲康
キャリアアドバイザーとしてIT経験・未経験問わずに求職者様の転職活動をご支援をさせていただいております。
私自身、大学で情報工学を専攻後、メーカー系の大手Sierに就職し、SEとして働いていた経験があります。業界経験者であるという強みを活かし、求職者様に寄り添った面談を心がけております。