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2023.01.24
ITコラム
2017.02.21
HTML 【フォーム】5 ~ input要素(10)ボタン(submit、reset、button)で、input要素で作るボタンを紹介しましたが、ボタンを作るbutton要素というものもあります。
今回は、フォームの部品の中で、button要素で作るボタンについてまとめます。
HTML 【フォーム】1 ~ フォームの概要とform要素の属性一覧
HTML 【フォーム】2 ~ form要素の使い方
HTML 【フォーム】3 ~ form要素で使う主な属性の使い方
HTML 【フォーム】4 ~ fieldset要素とlegend要素
HTML 【フォーム】5 ~ input要素(1)フォーム部品一覧
HTML 【フォーム】5 ~ input要素(2)テキスト入力部品
HTML 【フォーム】5 ~ input要素(3)ラジオボタンとチェックボックス
HTML 【フォーム】5 ~ input要素(4)日時の入力部品
HTML 【フォーム】5 ~ input要素(5)数値の入力部品
HTML 【フォーム】5 ~ input要素(6)レンジ(range)の入力部品
HTML 【フォーム】5 ~ input要素(7)色(color)の入力部品
HTML 【フォーム】5 ~ input要素(8)ファイル送信のための部品
HTML 【フォーム】5 ~ input要素(9)隠し情報(hidden)
HTML 【フォーム】5 ~ input要素(10)ボタン(submit、reset、button)
HTML 【フォーム】5 ~ input要素(11)画像ボタン(image)
HTML 【フォーム】6 ~ button要素で作るボタン( 本ページ )
HTML 【フォーム】7 ~ ボタンの作り方比較とJavaScriptでアラート表示
HTML 【フォーム】8 ~ セレクトリスト
HTML 【フォーム】9 ~ 入力候補(datalist)
HTML 【フォーム】10 ~ テキストエリア(textarea)
HTML 【フォーム】11 ~ ラベル(label)
HTML 【フォーム】12 ~ 出力欄(output)
HTML 【フォーム】13 ~ 数量や割合のゲージ(meter)
HTML 【フォーム】14 ~ 進捗状況を示すプログレスバー(progress)
HTML 【フォーム】15 ~ キーを発行して暗号化(keygen)
HTML 【フォーム】16 ~ CSSでフォームを整える
button要素は、フォームのボタン専用の要素です。
input要素は空要素で終了タグがありませんでしたが、button要素は終了タグ</button>があります。
ですので、<button>~</button>の間に、テキストやimg要素等のHTML要素も自由に入れられます。そして、それぞれにCSSを指定できるので、デザインの幅も広がります。
button要素もinput要素と同様に、type属性でボタンの機能を指定します。
type属性値もinput要素と同様に、type=submit(送信)、reset(リセット)、button(汎用ボタン)の3つです。
button要素の属性 | type属性 | ボタンの機能を指定する デフォルト値はsubmit |
---|---|---|
name属性 | button要素に固有の名前を付ける | |
value属性 | name属性の値と一緒に送信されるデータの初期値 | |
disabled属性 | 使用不可の状態にする | |
form属性 | 親のform要素のID名を呼び出して関連付ける | |
autofocus属性 | HTML文書のロード後すぐにフォーカス(選択された状態に)する | |
formaction属性 | form要素のaction属性を上書きする | |
formmethod属性 | form要素のmethod属性を上書きする | |
formenctype属性 | form要素のenctype属性を上書きする | |
formtarget属性 | form要素のtarget属性を上書きする | |
formnovalidate属性 | form要素でnovalidate属性を指定していない場合(バリデート有)に、送信ボタンでバリデート無しの状態にする |
●<button>~</button>の中にテキストを入れてボタンを作成すると、ブラウザで次のように表示されます。
ボタンの内容がテキストなので、見た目はinput要素で作ったボタンと同じような感じです。
上のボタンに対するhtmlコードは、以下の通りです。
<button>送信ボタン</button>
button要素の開始タグと終了タグの間に書いたテキスト(送信ボタン)が、ボタンの表示になっている点が、input要素で作るボタンとの大きな違いです。(input要素で作るボタンは、value属性の値がボタンの表示になります。)
button要素のtype属性のデフォルト値はsubmitなので、上のようにtype属性を指定しない場合は、送信ボタンとなります。
●送信ボタンを複数置く場合は、name属性とvalue属性を指定します。
上の表示に対するhtmlコードは、以下の通りです。
<form> <p>ニックネーム:<input type="text" name="n_name"></p> <button name="btn_1" value="A">Aグループに登録</button> <button name="btn_2" value="B">Bグループに登録</button> </form>
type属性を指定していないので、submit(送信ボタン)となります。
データ送信先のプログラムで、2つのボタンのどちらがクリックされたのかを識別するために、name属性とvalue属性の指定が必要です。
クリックされたボタンのname値(btn_1又はbtn_2)とvalue値(A又はB)がセットで送信されます。
●ボタンの表示について、CSSで指定することもできます。
テキストの一部をspan要素で囲み、span要素にCSSを指定します。
上の表示に対するhtmlコードは、以下の通りです。
(HTMLファイル) <form> <p>ニックネーム:<input type="text" name="n_name"></p> <button>この内容で<span class="btn1">登録</span>します</button> </form> (CSSファイル) span.btn1 { font-size:140%; color:#B20000; font-weight:bold; padding-left:0.5em; letter-spacing:0.5em; }
●<button>~</button>の中にimg要素を入れてボタンを作成します。
上の表示に対するhtmlコードは、以下の通りです。
<form> <p>ニックネーム:<input type="text" name="n_name"></p> <button><img src="image/button_2.jpg" alt="送信する" width="200" height="30"></button> </form>
button要素のデフォルトスタイルの枠などが残って、そこに画像が表示されます。
●<button>~</button>の中にimg要素とテキストを一緒に入れてボタンを作成します。
上の表示に対するhtmlコードは、以下の通りです。
<form> <p>ニックネーム:<input type="text" name="n_name"></p> <button> <img src="image/button_2.jpg" alt="送信する" width="200" height="30"><br> <b>内容をご確認の上、送信してください</b> </button> </form>
button要素のデフォルトの枠の中に、画像とテキストがそれぞれが表示されます。
●button要素のデフォルトの枠を消して、画像だけのボタンを作ります。
button要素のデフォルトの枠を消すために、デフォルトのスタイルを上書きして、枠が表示されないようにします。
上の表示に対するhtmlコードは、以下の通りです。
(HTMLファイル) <form> <p>ニックネーム:<input type="text" name="n_name"></p> <button><img src="image/button_2.jpg" alt="送信する" width="200" height="30"></button> </form> (CSSファイル) button { background:none; border:0; width: auto; overflow:visible; padding:0; font-size:0; line-height:0; }
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