jQueryのloadメソッドは、HTMLファイルの読み込みを行うメソッドです。
今回は、jQueryのloadメソッドの特徴や使用方法、readyとの実行タイミングの違いなどについて解説いたします。
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最終更新日:2021年6月24日
loadメソッドは、HTMLファイルを読み込んで 必要な場所に挿入する際に使用します。
loadメソッドは、引数を指定して 次のように記述します。
$(セレクタ).load( url [, map] [, function] );
loadメソッドの引数の内容は、以下の通りです。
url |
---|
読む込むファイルの URL を指定 |
map |
一緒に渡すべきデータをキーと値の組み合わせで指定 |
function |
ロード後に呼び出されるコールバック関数を指定 |
loadメソッドと同様の動作を行うメソッドにreadyメソッドがあります。
因みに、このサイトのソースコードで頻出の
「 $(function() { }); 」
は、
「 $(document).ready(function() { }); 」
と同義です。
このloadメソッドとreadyメソッドは、以下のような違いがあります。
load |
---|
画像等を含む全てのリソースを完全に受信した後に処理が実行される。 |
ready |
---|
jQueryコードが読み込まれ 操作が可能になったベストなタイミングで 処理が実行される。 |
タイミングとしては、readyメソッドの内容が先に、loadメソッドの内容が後に処理されますが、画像のサイズに依存するような処理内容であれば、loadメソッドを使用すべきです。
また、一般的に、readyメソッドは、「 <body onload=””> 」の記述と共存できません。
loadメソッドを使用する場合は、readyメソッドを使用しないようにするか、jQueryのloadメソッドをwindowやimageのような要素に紐付けて記述するように注意してください。
ほか、loadメソッドとreadyメソッドとの関係について詳しくは、次の記事を参考にして下さい。
loadメソッドを使用して、ファイルを読み込んで表示します。
ロード ボタンをクリックしてみて下さい。
上のサンプルのソースコードは次の通りです。
<script src="https://code.jquery.com/jquery-3.3.1.min.js"></script>
<script type="text/javascript">
$(function() {
$("#wk_btn").on("click", function() {
// load の引数に ファイルの url を指定(url の後に .クラス名 や #id名 で表示部分を指定可能)
$("#wk_out").load("https://programmercollege.jp/ #top-menu");
});
});
</script>
<div style="background-color : #CCC; padding : 20px 20px 10px;">
<input type="button" id="wk_btn" value=" ロード ">
<div id="wk_out"> </div>
</div>
jQuery.3.x バージョン( 2016年6月以降にリリースされているバージョン )から、loadメソッド によるイベントが廃止されています。
そのため、load イベントを使用する際にはjQueryのバージョンを確認して 記述方法を変える必要があります。
jQueryのバージョンによるloadイベントの記述方法は、以下の通りです。
【jQuery.2.xバージョンまでの記述方法】
$(window).load(function(){
//処理内容
});
【jQuery.3.xバージョンからの記述方法】
$(window).on("load", function(){
//処理内容
});
jQueryのloadメソッドについて、いかがでしたでしょうか。
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