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ITコラム

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プログラミング

2017.04.20

Codecademy 評判/評価は? 無料で学べるプログラミング コードアカデミーの使い方から感想まで

Codecademyは2011年にサービスを開始した、プログラミング学習サイトの草分け的な存在です。現在もプログラミング学習ブームを牽引し続けており、登録ユーザ数は2500万人を超え、その国籍は190か国以上にも及んでいます。

日本国内で人気のあるプログラミング学習サイトのProgateも、サービス開始時にはこのCodecademyを参考にされたようです。(出典:東大生が作ったプログラミング学習「Progate」が10万ユーザーを獲得、次の成長を目指しアジアへ

そんなプログラミング学習サイトの老舗であるだけでなく、豊富なコースと使いやすいシステムが確かな人気を支えているサイトです。

1.Codecademy(コードアカデミー)とは?

サイトURL https://www.codecademy.com/
対応する言語やスキル HTML&CSS、JavaScript、jQuery、PHP、Python、Ruby、Ruby on Rails、Java、SQLなど
利用料金 無料(有料のProは月額19.99ドル)
教材タイプ ブラウザ入力
対応レベル プログラミング初級者?上級者
備考 英語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語(ブラジル)に対応

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2.豊富なコースと事前準備不要のシステムが人気の理由

人気の理由はその学習内容で、「対応する言語やスキル」に挙げたコースだけでなく、Webサイトのデプロイ方法やコマンドラインの使い方など、Web系の開発に関する多彩なコースに対応しています。さらに単体技術のみを扱った講座だけでなく、「Webデベロッパースキル」など開発の流れを追いながら実際のサイト制作を目指すなど、実践方面からアプローチしていくコースもあります。
2017年4月時点では23種類のコースがあり、さらに対応して欲しいコースの要望をユーザから募っています。

またコースの種類だけでなく、学習方法にもポイントがあります。
プログラミング学習の初心者が最初いつまづきやすいポイントに、開発環境の準備があります。気軽にコードを書いてみたいのに、エディタをインストールしたり実行してみる環境を準備する手順がよく分からなくて挫折してしまうというパターンです。
その点Codecademyはブラウザ上でコードの入力と実行を行うことができるので、初めてのコーディングを手軽に楽しむことができるようになっています。

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3.日本語対応の動きは後退した模様?

Codecademyには以前は積極的な日本語対応の動きがあり、トップページと一部入門コースの日本語化が進んでいました。しかし現在は日本語版のページにアクセスすると「進捗に影響を与える」と表示され、英語版に戻る状態になっているようです。

なお一部だけ日本語に対応しているページの名残は、「https://www.codecademy.com/ja/」へアクセスすると見ることができます。

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翻訳もよく分かりやすかったので、いつかは復活して欲しいところです。

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4.有料のプロコースでは個別の学習サポートが受けられる

Codecademyは、月額19.99ドルを支払うことで次のようなサポートを追加で受けることができます。

  • パーソナライズされた学習プランが提供される
  • 四択のクイズで習得状況をチェックすることができる
  • 実践的な開発プロジェクトに挑戦できる
  • アドバイザーへリアルタイムに質問できる(米国東部標準時の午前8時から午前0時まで)

  • メインの学習内容については、基本的に無料版も同じコースを受講することができるようになっています。
    支払いはクレジットカードのほか、PayPalにも対応しています。
    質問は英語のみの対応ですが、さらなるサポートを受けたい方は検討してみてはいかがでしょうか。

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    5.Codecademyの基本的な使い方

    Codecademyで学習を始めるには、ログインが必要です。
    初回はトップ画面上でメールアドレス、パスワード、ユーザ名を入力し「SIGN UP」ボタンを押すと、新規登録およびログインの完了です。
    2回目以降はトップ画面右上の「Log in」ボタンを押すとログイン画面が表示されるので、登録時に入力したメールアドレスとパスワードを入力してログインします。

    ログインすると、まず次のような画面が表示されます。

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    デフォルトでは、「Learn HTML&CSS: Part 1」が学習中コースにセットされています。
    他の言語を学びたい場合は、画面右上にある「Catalog」をクリックします。

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    コース一覧が表示されるので、希望のコースをクリックします。

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    選択したコースの詳細が表示されるので、「Start」ボタンをクリックすると学習が始まります。

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    学習画面は、左が構文などを説明するテキストエリア、真ん中がコードの入力エリア、右がコンソール(実行結果)の表示エリアという構成になっています。

    テキストを読み進めると途中に「Instructions」という部分があり、いくつかの課題が出題されています。1問目から順に満たすように入力画面のコードを修正して、下部にある「Run」ボタンを押します。すると解答の正否がチェックされ、正解するとグレーになっていた次の問題がアクティブになり、解答することができるようになります。

    なお問題が難しい場合はテキストエリアにある「Stuck? Get a hint」をクリックすると、かなり正解に近いヒントを表示することもできます。

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    全問正解したら画面右下にある「Next」ボタンがアクティブになり、次のレッスンに進めるようになります。

    間違えた場合は、コード入力エリアの下部にエラーメッセージが表示されます。

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    なお学習を途中で終了した場合にも、コースの進捗状況は記録されています。学習中コースにセットされているコースも前回受講していたコースに切り替わっているので、「Resume」ボタンをクリックすると前回の続きから始めることができるようになっています。

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    6.Codecademyの口コミや評価は?

    Processingの経験者でPythonを学んでいる方の感想を見つけましたので、ご紹介致します。

    不満点ばかりあげてきましたがオンラインチュートリアルでプログラミングを学習するサイトとしてはかなりよくできていると思います。今まで手元でコードを打ち込んでエラーが出るたびエラーメッセージでぐぐっていたので、習熟度に合わせた課題と適切なエラーメッセージがブラウザ上で完結してるってのは非常に良いです。Pythonの公式チュートリアルで挫折した身としてはCodecademyのPythonのコースはとてもありがたかったです。このコースのおかげでnodeboxが使えるようになりました。

    (出典:Codecademyをしばらくやってみての感想

    この感想のように各言語の公式チュートリアルをやってみて挫折してしまったという方も、Codecademyのシステムならスキルを習得することができるかもしれません。

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    7.英語力のアップも兼ねて挑戦する価値のあるサイト

    Codecademyはシステムの使いやすさと対応している技術の豊富さとを兼ね備えたプログラミング学習サイトであり、Web系の開発技術を学ぶ上でとても便利なサイトとなっています。

    日本語対応の流れから遠ざかってしまったのは残念ですが、全体的に単語さえ調べれば読めるくらいの平易な文章で構成されています。英語に苦手意識のある方にも挑戦する価値は十分にあるサイトだと思いますので、英語力のアップも兼ねてぜひ一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

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