column

ITコラム

mv12253

プログラミングノウハウ

2018.10.18

jQuery【html】データを取得・挿入するhtmlメソッドとtextメソッド

メッセージ等のテキストを画面上に表示させる際に、jQuery では html メソッドや text メソッドをよく使用します。
今回は、jQuery の html メソッド及び text メソッドの違いや使用方法について解説いたします。

なお、未経験からITエンジニアへの就職に興味がある方や未経験からプログラミングを効率よく学びたいと考えている方は、就職率98.3%で受講料無料のプログラミングスクールプログラマカレッジもおすすめです。

1. html メソッド

 
html メソッドは、要素の HTML を取得したり 指定した HTML を挿入したりすることができるメソッドです。

html メソッドは、引数によって 3 通りの記述方法があります。

$(セレクタ).html( );

$(セレクタ).html( htmlString );

$(セレクタ).html( function );

html メソッドの引数の内容は、それぞれ以下の通りです。

.html( htmlString )
htmlString
要素内に挿入する HTML 文字列を指定

 

.html( function )
function
要素内に挿入するHTML文字列を返す関数を指定

▲目次へ戻る

 

2. text メソッド

 
text メソッドは、要素のテキストを取得したり 指定したテキストを挿入したりすることができるメソッドです。

text メソッドは、引数によって 3 通りの記述方法があります。

$(セレクタ).text( );

$(セレクタ).text( textString );

$(セレクタ).text( function );

text メソッドの引数の内容は 以下の通りです。

.text( textString )
textString
要素内に挿入する テキスト文字列を指定

 

.text( function )
function
要素内に挿入するテキスト文字列を返す関数を指定

▲目次へ戻る

 

3. html と text とでデータを取得

 
html メソッドと text メソッドを使用して、要素のデータを取得して表示します。
各ボタンをクリックしてみて下さい。

Hello!
 

指定要素(id=”spn1″)のコード
<span id=”spn1″>
<span>Hello!</span>
</span>

 
 
 
 

 
上のサンプルのソースコードは次の通りです。

<script src="https://code.jquery.com/jquery-3.3.1.min.js"></script>
<script type="text/javascript">
$(function() {

  $("#btn1").on("click", function() {
    $("#spn2").text($("#spn1").html()).css("color","blue");   
  });

  $("#btn2").on("click", function() {
    $("#spn2").text($("#spn1").text()).css("color","red");   
  });
});
</script>

<div style="background-color:#CCC; padding:20px;">
  <span id="spn1"><span>Hello!</span></span>
 <div style="border:thin solid; padding:15px;">
    指定要素(id="spn1")のコード
    <span id="spn1">
      <span>Hello!</span>
    </span>
  </div>
 
  <input type="button" id="btn1" value="html()で取得" style="color:blue;">
 <input type="button" id="btn2" value="text()で取得" style="color:red;">
 
  <span id="spn2"> </span>
</div>

取得したデータを表示するためには 双方とも text メソッドを使用していますが、データを取得する部分では html メソッドと text メソッドを使い分けています。

html メソッドと text メソッドとのデータ取得の際の違いは 上のサンプルで表示されたデータに現れていますが、HTML データを取得するか テキストデータを取得するかという点にあります。

▲目次へ戻る

 

4. html と text とでデータを挿入

 
今度は、html メソッドと text メソッドを使用して、同じデータを挿入して表示します。
各ボタンをクリックしてみて下さい。

 

挿入するデータ
<span style=”font-size:x-large;”>
Hello!
</span>

 
 

 

 
上のサンプルのソースコードは次の通りです。

<script src="https://code.jquery.com/jquery-3.3.1.min.js"></script>
<script type="text/javascript">
$(function() {
  const str ="<span style='font-size:x-large;'>Hello!</span>";

  $("#btn3").on("click", function() {
    $("#p1").html(str).css("color","blue");   
  });

  $("#btn4").on("click", function() {
    $("#p1").text(str).css("color","red");   
  });
});
</script>

<div style="background-color:#CCC; padding:20px;">
 <div style="border:thin solid;">
    挿入するデータ
    <span style="font-size:x-large;">
      Hello!
    </span>
  </div>
 
  <input type="button" id="btn3" value="html()で挿入" style="color:blue;">
 <input type="button" id="btn4" value="text()で挿入" style="color:red;">
  <p id="p1"> </p>
</div>

html メソッドを使用して挿入されたデータは HTML データとして処理されるため、「<span style="font-size:x-large;">Hello!</span>」は「 文字サイズが “x-large” で 表示テキストが “Hello!” の span 要素 」として表示されます。

一方、text メソッドを使用して挿入されたデータは テキストデータとして処理されるため、タグも含めて全てが文字としてそのまま表示されます。

▲目次へ戻る

5. まとめ

jQueryのhtml メソッド及び text メソッドの違いや使用方法について、いかがでしたでしょうか。

「Webプログラマになりたいけど、独力では限界がある」と感じている方には、「プログラマカレッジ」がおすすめです。
プログラマカレッジ」は本気でプログラマを目指す方のための、就職支援付き、受講料無料のプログラミングスクールです。

今回ご紹介した「jQuery」を含む豊富なカリキュラムで、IT初心者からWebプログラマとして就職するまで、プロが完全にサポートします。
本気でプログラマとして就職・転職したいという方は、一度のぞいてみてはいかがでしょうか。

→ 就職支援付き無料プログラミングスクール「プログラマカレッジ」

▲目次へ戻る

無料説明会

SHARE

最新記事

無料説明会に参加してみる

INTERNOUS,inc. All rights reserved.

無料オンライン説明会へ