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2019.10.07

ITエンジニアの種類、仕事内容、必要とされるスキルを紹介

ITエンジニアの種類と仕事内容、必要とされるスキルを紹介します!
これからプログラミングを始める方にとって、ITエンジニアとしてイメージするのはプログラマーとシステムエンジニアかもしれませんが、実は他にも多くの職種があり、様々なスキルを持った技術者がITエンジニアとして働いています。
今回は、ITエンジニアと呼ばれるエンジニアの種類と その仕事内容、必要とされるスキルについて紹介します。

最終更新日:2019年10月31日(公開日:2019年10月7日)

目次

1.ITエンジニアの種類
2.システムエンジニアの仕事内容とスキル
3.プログラマーの仕事内容とスキル
4.テストエンジニアの仕事内容とスキル
5.Webエンジニアの仕事内容とスキル
6.マークアップ・フロントエンジニアの仕事内容とスキル
7.組み込み・制御エンジニアの仕事内容とスキル
8.ネットワークエンジニアの仕事内容とスキル
9.サーバーエンジニアの仕事内容とスキル
10.インフラエンジニアの仕事内容とスキル
11.データベースエンジニアの仕事内容とスキル
12.社内SEの仕事内容とスキル
13.ブリッジSEの仕事内容とスキル
14.セールスエンジニアの仕事内容とスキル
15.フルスタックエンジニアの仕事内容とスキル
16.まとめ
 

1.ITエンジニアの種類

システム開発の現場では、プログラマーやシステムエンジニア以外にもITエンジニアと呼ばれる様々なエンジニアが活躍しています。

ITエンジニアは IT(情報技術)分野の技術者の総称なので その中身は流動的ですが、現時点では主に次のような職種があります。

・システムエンジニア
・プログラマー
・テストエンジニア
・Webエンジニア
・マークアップ・フロントエンドエンジニア
・組み込み・制御エンジニア
・ネットワークエンジニア
・サーバーエンジニア
・インフラエンジニア
・データベースエンジニア
・社内SE
・ブリッジSE
・セールスエンジニア
・フルスタックエンジニア

 
次項以下で各仕事内容と必要なスキルについて紹介します。

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2.システムエンジニアの仕事内容とスキル

システムエンジニアの仕事内容

システム開発は、次の図のような工程で進めることが多く、システムエンジニアはその中で主に要件定義設計を行うのが一般的です。

要件定義

要件定義は、クライアントからの要望を引き出して製造するシステムの中身を確定していく工程です。
クライアントの要望をいかに予算内で実現させるかを考えるのが大切な任務となります。

設計

設計は、システムの仕様を決めていく工程です。
要件定義に基づいて、システムの機能や操作方法、画面遷移などの仕様を決定します。
また、開発スケジュールや開発に使用するプログラミング言語、サーバー、データベースなども決定します。
 

システムエンジニアに必要なスキル

システムエンジニアは、クライアントと交渉を行うと共にシステム開発全体を把握する必要があるため、次のような幅広いスキルが求められます。

・コミュニケーションスキル
・コンサルティングスキル
・プログラミングスキル
・コンピューターやサーバー、ネットワーク、データベース、セキュリティ等に関する知識

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3.プログラマーの仕事内容とスキル

プログラマーの仕事内容

プログラマーは、システムエンジニアが作成した基本設計書に従って実装を行います。

実装は、プログラミングをして 物理的にシステムを作る作業です。

そして、実装後のテストを担当することもあります。

※テストについては下記の項目をご参照下さい。
4.テストエンジニアの仕事内容とスキル
   

プログラマーに必要なスキル

プログラマーは、プログラミングが主な仕事になりますが、テストを任されることもあるため、次のようなスキルが求められます。

・プログラミングスキル
・テストのシナリオを作成するスキル
・早く正確にテストを行うスキル
・コミュニケーションスキル

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4.テストエンジニアの仕事内容とスキル

テストエンジニアの仕事内容

テストエンジニアは、システムが仕様通りに動くかを確認します。

どんなテストを行うと過不足なく機能の確認ができるかを考えてテストのシナリオを作り、シナリオ通りにテストを実行して結果をまとめます。
  

テストエンジニアに必要なスキル

テストエンジニアは、テストを正しく行うために 次のようなスキルが求められます。

・システム開発を把握する基本的なスキル
・テストのシナリオを作成するスキル
・早く正確にテストを行うスキル
・コミュニケーションスキル

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5.Webエンジニアの仕事内容とスキル

Webエンジニアの仕事内容

Webエンジニアは、Webサイトやスマホ上で使用するWebアプリケーションのシステムを開発します。

プログラミングが主な仕事内容となるので、Webシステムに特化したプログラマーをイメージしていただければと思いますが、一般的なプログラマーに比べて、設計や開発全体の管理といった 本来システムエンジニアが行う仕事を任されることも多いです。
 

Webエンジニアに必要なスキル

Webエンジニアは、システム開発を全て任されることがあるため、次のようなスキルが求められます。

・プログラミングスキル
・コンピューターやサーバー、ネットワーク、データベース、セキュリティ等に関する知識
・コミュニケーションスキル

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6.マークアップ・フロントエンジニアの仕事内容とスキル

マークアップ・フロントエンジニアの仕事内容

マークアップ・フロントエンジニアは、ユーザーがより快適にWebサイトを訪問・閲覧・使用できるように改善していくのが仕事です。

マークアップエンジニアは 主にHTMLとCSSを使って画面のデザインを改善し、フロントエンドエンジニアは、HTMLとCSSの他、JavaScriptやPHP等を使って画面の動きなど機能面の改善も行います。
 

マークアップ・フロントエンジニアに必要なスキル

マークアップ・フロントエンジニアは、システムをより良く改善していくために、次のようなスキルが求められます。

・プログラミングスキル
・アクセシビリティやユーザビリティの知識
・コミュニケーションスキル

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7.組み込み・制御エンジニアの仕事内容とスキル

組み込み・制御エンジニアの仕事内容

組み込み・制御エンジニアは、家電製品や自動車、スマホ、ロボットなど様々な機器に関するシステムを開発します。

機器を作動させるためのシステムを機器本体に組み込むのが組み込みエンジニアで、家電製品の電源on/offの機能や自動車のスピードを抑制する機能など 機器の操作に関するシステムを開発するのが制御エンジニアです。
   

組み込み・制御エンジニアに必要なスキル

組み込み・制御エンジニアは、Webシステムの開発をするエンジニアとは少し違う、次のようなスキルが求められます。

・C++、Java、アセンブリ等のプログラミングスキル
・ICE や JTAG といった開発装置の知識
・特殊なデバック方式の知識
・ハードウェア、ソフトウェア、自動制御等の知識
・コミュニケーションスキル

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8.ネットワークエンジニアの仕事内容とスキル

ネットワークエンジニアの仕事内容

ネットワークエンジニアは、ネットワークの設計と構築、運用を行います。
各ユーザーのPCをルーター等でつなぎ、LAN等を経由してデータのやりとりができるネットワークを作成して設置し、安全に運用できるように管理します。
 

ネットワークエンジニアに必要なスキル

ネットワークエンジニアは、ネットワークを安全に構築・運用するために 次のようなスキルが求められます。

・ドメイン ネーム システム(DNS)の知識
・ルーター、ファイヤーウォール等の知識
・ネットワークに関連する機器の知識
・ソフトウェア、サーバー、セキュリティ等に関する知識
・コミュニケーションスキル

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9.サーバーエンジニアの仕事内容とスキル

サーバーエンジニアの仕事内容

サーバーエンジニアは、サーバーの設計と構築、運用を行います。
サーバーには、WWWサーバーやデータベースサーバー、メールサーバー等があり、システムに必要なサーバーを設置して、適切に運用されるように管理します。
 

サーバーエンジニアに必要なスキル

サーバーエンジニアは、サーバーの設置に関連する 次のようなスキルが求められます。

・サーバーに関する知識
・OSやネットワーク、セキュリティ等に関する知識
・コミュニケーションスキル

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10.インフラエンジニアの仕事内容とスキル

インフラエンジニアの仕事内容

インフラエンジニアは、インフラの設計と構築、運用を行います。

インフラとはインフラストラクチャー (infrastructure) の略で、下の (infra) 構造 (structure)を意味します。
インフラには、生活や産業の基盤となる道路や公共施設などがありますが、ここでいうインフラは、ITの基盤となるハードウェアやソフトウェアを意味します。

そして、インフラエンジニアとは、ネットワークエンジニアとサーバーエンジニアのどちらの仕事も行うエンジニアのことを言います。
ネットワークもサーバーもITシステムの基盤となるものです。

※ネットワークエンジニアの仕事内容については 下記の項目をご参照下さい。
ネットワークエンジニアの仕事内容

※サーバーエンジニアの仕事内容については 下記の項目をご参照下さい。
サーバーエンジニアの仕事内容
 

インフラエンジニアに必要なスキル

インフラエンジニアは、ネットワークエンジニアのスキルとサーバーエンジニアのスキルがどちらも必要となります。

※ネットワークエンジニアのスキルについては 下記の項目をご参照下さい。
ネットワークエンジニアのスキル

※ネットワークエンジニアのスキルについては 下記の項目をご参照下さい。
サーバーエンジニアのスキル

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11.データベースエンジニアの仕事内容とスキル

データベースエンジニアの仕事内容

データベースエンジニアは、開発するシステムで使用するデータベースの設計と構築、運用を行います。

OracleやSQL Server、PostgreSQL、MySQLなど データベースを管理するソフトウェアを使って データベースを作成し、適切に運用できるように管理するのがデータベースエンジニアの仕事です。

データの安全を確保するためのセキュリティ設計も大事な仕事の一つです。
 

データベースエンジニアに必要なスキル

データベースエンジニアは、データベースを正しく導入して データの安全を確保するために、次のようなスキルが求められます。

・OracleやPostgreSQL等、データベース管理システムに関する深い知識
・データベースを適正に設計するスキル
・データベースを安全に管理するスキル
・ソフトウェアやネットワーク、サーバー、セキュリティ等に関する知識
・コミュニケーションスキル

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12.社内SEの仕事内容とスキル

社内SEの仕事内容

社内SEとは、企業の情報システムを取り扱う部署に所属するシステムエンジニアのことで、自社内のシステムやインフラの構築、運用、管理を行なっています。

一般的なシステムエンジニアの仕事の他に、情報システムに関する社員からの質問や要望に応じるというサポート業務も担当します。
 

社内SEに必要なスキル

社内SEは、自社専属のシステムエンジニアとして 次のようなスキルが求められます。

・コンピューターやサーバー、ネットワーク、データベース、セキュリティ等に関する知識
・自社の業務に関する知識
・自社の利益につながるシステムを提案するスキル
・コミュニケーションスキル

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13.ブリッジSEの仕事内容とスキル

ブリッジSEの仕事内容

ブリッジSEとは、システム開発を海外の企業に委託する(オフショア開発)場合に、日本のプロジェクトチームと海外のプロジェクトチームの橋渡しを行うシステムエンジニアのことをいいます。

日本と海外のプロジェクトチーム間で良い連携を築き、システム開発をスムーズに進行させるのがブリッジSEの仕事です。
 

ブリッジSEに必要なスキル

ブリッジSEは、コミュニケーションスキルを中心に 次のようなスキルが求められます。

・高度なコミュニケーションスキル
・ビジネスレベルの語学力
・コンピューターやサーバー、ネットワーク、データベース、セキュリティ等に関する知識

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14.セールスエンジニアの仕事内容とスキル

セールスエンジニアの仕事内容

セールスエンジニアは、エンジニアの知識を持って企業のサービスを提案します。

通常の営業職が クライアントとエンジニアとの仲介的な役割を担うのに対して、セールスエンジニアは システムの内容に関する具体的な交渉をクライアントと直接できるので、より迅速なシステムの開発・導入につながります。
 

セールスエンジニアに必要なスキル

セールスエンジニアは、具体的なシステムの提案をしたり クライアントと長期的に有効な関係を築いたりするために、次のようなスキルが求められます。

・営業スキル
・システム開発に関する知識
・コミュニケーションスキル
・プレゼンテーションスキル
・行動力

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15.フルスタックエンジニアの仕事内容とスキル

フルスタックエンジニアの仕事内容

システム開発の全行程で必要となる一連のスキルを持っているエンジニアを フルスタックエンジニアと呼んでいます。

フルスタックエンジニアが任される仕事内容は、企業や開発プロジェクトによって違いますが、システムの設計と実装、運用を一人で担当するケースが多いです。
 

フルスタックエンジニアに必要なスキル

フルスタックエンジニアは、システム開発の全行程に精通するために、次のようなスキルが求められます。

・プログラミングスキル
・ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、サーバー、セキュリティ、データベース等の幅広い知識
・コミュニケーションスキル

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16.まとめ

ITエンジニアの種類と仕事内容、必要とされるスキルについて紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

プログラミングスキルなど 各エンジニアの仕事に直接必要なスキルはもちろんですが、システム開発は様々な分野のエンジニアが互いに連携をとって作業を進めますので、どのエンジニアについてもコミュニケーションスキルが重要な要素となります。

また、各エンジニアの仕事内容は流動的ですが、Webエンジニアやインフラエンジニア、フルスタックエンジニアのように複数のスキルを持つエンジニアはそれだけ仕事の幅が広く、需要も高くなります。

これからプログラミングを始める方は、将来的に、より興味のある分野のスキルを極めたり、様々なスキルを身に付けて 活躍の場を広げたり、というキャリアアップの道も視野に入れると、モチベーションを長く保てるかもしれません。

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